こんにちは 療養相談室です

毎年恒例 11月は学びの月、研修や学会が多くあります。
まだまだ学びの月は続いていますが、参加した2つの会の感想をお伝えしたいと思います。

11月21日(日)「荒川流域防災住民ネットワーク 自治体を超えて住民による防災ネットワークづくり」にWebで参加しました。高島平・舟渡地域の皆さんが中心となり開催された会です。残念ながら午前中だけの参加で、午後のグループワークには出ることが出来ませんでした。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ではありませんが、災害が起こるかもしれないという経験をしても時間経過と共に日常生活の中で、危機意識が薄れてしまうような気がします。療養相談室は、高島平団地の1階なので、荒川が決壊すれば水没します。今回の会に参加させていただき改めて防災意識を持つことができ、高島平地域の一員としてしっかり皆さんと具体的に対策を考えていこうと思いました。

11月23日(火)「第17回在宅医療推進フォーラム」にWEBで参加しました。今年は「Withコロナ時代の在宅ケア ~期待される新たな役割~」ということで、在宅医療に関わる様々な職種の方が、実際どのようにコロナ陽性になった自宅療養者へ関わり、生活を維持していったかということを学ぶことができました。生活のためには食事が大切で、他区では自宅療養者へ食物を送るなどの活動が行われていました。板橋区でも自宅に食べ物がなくなり困った療養者がいたようです。療養相談は医療につなぐ役割がありますが、ご本人が医療を受けるだけではなく生活を支援するということも意識し、相談対応をしていきたいと思います。

こんにちは 療養相談室です

 

 

 

 

謹んで初春のお慶びを申し上げます。

本年もよろしくお願いいたします。

 

新年早々、首相が緊急事態宣言を発令というニュースが駆け巡り、まだまだ新型コロナウイルス感染症の流行と向き合っていかなければならないことを実感しました。一日も早い収束を願うばかりです。

スタッフの一人が歴史上語り継がれるであろう2020年を象徴する、新語・流行語大賞にノミネートされた30語を織り交ぜ療養相談室の昨年を振り返り、今年の展望を考えてくれました。クリアボードを間に挟み行うミーティング、緊張感の張りつめた日々を送る中ではありますが、読みながら「知ってる!知らない!なるほど~」とほんのひと時場が和みました。

 

では2020年の振り返りから・・・

早・縁・愉・想・能。これは決してゲーム“あつ森”の怪しい暗号ではなく、療養相談室スタッフが2020年に向け目標として掲げた漢字たちです。年明け早々頚椎症でおうち時間を過ごすという不届きな約1名を除き意気揚々と船出した療養相談室でしたが、「そろそろキャンプ?」「まぁねぇ~」といった会話などどこ吹く風、思うようには活動しにくかった1年であったと思います。それはドルチェ&ガッバーナの香水のせいではなく、鬼をも滅する刃の如き新型コロナウイルスの影響が大きかった訳ですが、そんな1年の中でも、いや、そんな1年であったからこそ経験できたことも数多くありました。

業務中も3密を避けソーシャルディスタンス、1時間毎に5分の換気を行う新しい生活様式、自粛警察も真っ青なフワっとではなくちゃんとした感染対策、交代制での時短勤務やテレワーク、微力ながらPCR検査センター開設のお手伝い、BLMならぬBCPの設定、濃厚接触者からの電話相談、オンライン会議やオンライン研修も慣れない中で頑張りました。私生活ではGoToもせずこのままでは愛の不時着!になりそうですが、マスク在庫を何とか維持できアベノマスクもありがとう、クラスター発生予防対策も、どれも貴重な経験です。

 

ここからは2021年の療養相談室・・・

(今年の話に)時を戻そう、ということで2021年の療養相談室は開設9年目を迎えます。弁当の残りを放課後パクついていた学生も立派な大人になる年数を重ねました。私たちのメイン業務は顔芸の通用しない相談業務となります。藤井聡太さんは23分でAI超えという話題がありましたが、相談対応にも幾通りもの答えがあるわけです。だから何が最善かを常に考える、日々悩む。大切なお守りです。これはACPにも通じる考え方と言えるかもしれません。今年も悩み続けながら物事を総合的・俯瞰的に捉え、Zoom映えを意識し、住民・専門職の方々にとってのウーバーイーツ、エッセンシャルワーカーとなれるよう精進して参ります。アマビエ。

 

【11月5日に発表されたノミネート語30(50音順)】

愛の不時着 顔芸 ソーシャルディスタンス
新しい生活様式 カゴパク ソロキャンプ
あつ森 鬼滅の刃 テレワーク
アベノマスク クラスター 時を戻そう
アマビエ 香水 Niziu
ウーバーイーツ GoToキャンペーン 濃厚接触者
AI超え 3密 BLM(BlackLivesMatter)運動
エッセンシャルワーカー 自粛警察 PCR検査
おうち時間 Zoom映え フワちゃん
オンライン○○ 総合的、俯瞰的 まぁねぇ~

 

 

たんぽぽ会勉強会&交流会に参加させていただきました!

こんにちは、療養相談室です。

5月10日、たんぽぽ会が主催する、2019年度 第1回たんぽぽ会勉強会&交流会に参加しました。たんぽぽ会とは、健康長寿医療センターに勤務する認定看護師・専門看護師と地域の訪問看護師の連携強化と看護の質向上をはかることを目的として設置された認定看護師・専門看護師の連絡会とお伺いしています。療養相談室は、地域の連携拠点の立場で参加させて頂きました。
今回のテーマは、「もっと身近にACP ~もしバナゲームを体験しよう~」でした。もしバナゲームとは、余命わずかの想定で、自らの価値観を考え皆で話し合うカードゲームです。もしバナカードには「あらかじめ葬儀の準備をしておく」「信頼できる主治医がいる」「家族の負担にならない」「いい人生だったと思える」等、深く考えさせられる内容が書かれています。その中から自分が特に大切だと思うカードを手元に残していき、最後に残した理由を皆で共有します。今回は4人1グループで行い、どのグループも話が尽きず、とても盛り上がっていました。
今回実際にゲームを体験したりグループ発表を聞いて、とても自然に、私たち自身も他人ごとから自分ごとになり、他の参加者の価値観に触れることができました。日頃話しづらいと思いがちな内容でも、もしバナゲームをきっかけにすれば話しやすくなることを改めて感じました。
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「施設における看取り」講演会を開催しました。

こんにちは、療養相談室です。

2月22日(金)、施設職員の皆様を対象に「施設における看取り」というテーマで、講演会を開催しました。勤務後の時間帯にもかかわらず、施設の皆様だけではなく、地域の歯科医や訪問看護ステーション、包括の皆様など、57名の方にご参加いただき、ありがとうございました。講師として吉野内科クリニック吉野正俊先生をお招きし、医学的知識・施設での緊急時対応・ACP等、幅広く学ぶことができました。会場からは、日々の看取り支援の実践の中で意思決定支援の難しさを感じるという声も聞かれました。認知症の方の意思決定支援をどのようにすればよいのかという質問もあり、先生からは、家族や関わる人たち皆で、その人の人生や価値観を振り返ったり、生き様から今その人ならどう言うだろうかということを考えることが大切だというお話がありました。
ACPについてもっと深く学びたくなったという感想もありました。療養相談スタッフ一同、これからも地域の皆様と共に学び、その人の人生観や価値観、希望に沿った暮らしを支えていけるように頑張って行きたいと思います。
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医師会病院 看護部の研修に呼んでいただきました!

こんにちは。療養相談室です

11月26日(月)医師会病院看護部の皆様の研修にお声掛け頂き
「病院と地域をつなぐ退院調整・看護連携」というテーマでお話しさせて頂きました。
当日は勤務後にも関わらずたくさんの看護師さんが参加されていて
病棟看護師さんと「連携」について一緒に考える貴重な機会となりました。

医師会が病院と在宅医療センターという2つの機能を持っているのは23区内でも
板橋区だけです。これからますます病院と在宅医療センターの連携を深めて
地域住民の皆様の力になれるよう頑張っていきたいと思います

医師会病院講義
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医療安全研修

12/14(木)の朝、センターのスタッフが集まり
板橋区医師会産業医の多比良先生による医療安全研修が行われました。
今回のテーマは「感染性胃腸炎」です!
毎年流行るこの時期に、いかにして予防するかなど改めて考える良い機会となりました。
寒い冬も、元気に過ごしていけるようにしたいと思います

       医療安全研修  医療安全研修2
 
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