コロナ禍で開催が見送られていたサバイバーシップ研究会(第10回)が、3年ぶりに開催されました。
サバイバーシップ研究会とは、単に治療を終えた癌患者のみならず、今現在治療中であったり、併存疾患があったりする方々を含み、地域で暮らし続けていく為にはどうしたら良いかを多職種で話し合う機会です。
約60名の参加者は医師・看護師・薬剤師・ケアマネジャー・ソーシャルワーカー等多岐に渡り、今回も考えさせられる難しい事例を基に、グループワークで議論を交わしました。
紹介された事例について考えるとき、実際対応された関係者の方々に敬意を払いつつ、より俯瞰的・多角的に検討できるかというのが重要だと思っています。
グループワークと聞くと、嫌悪感や苦手意識を持たれている方は多いと思います。私もそうです。ただ、参加すると、自分だけでは出会えなかった考えや発見に驚かされ、唸らされるのも事実です。やっぱりな~って、自分にはまだまだ足りない視点・視座があるな~って。
グループワークが好きです!と今後も言えるようになるとは微塵も思いませんが、学びがあることは事実。今後も謙虚に学びを深めていきたいものです。