こんにちは、療養相談室です。
5月10日、たんぽぽ会が主催する、2019年度 第1回たんぽぽ会勉強会&交流会に参加しました。たんぽぽ会とは、健康長寿医療センターに勤務する認定看護師・専門看護師と地域の訪問看護師の連携強化と看護の質向上をはかることを目的として設置された認定看護師・専門看護師の連絡会とお伺いしています。療養相談室は、地域の連携拠点の立場で参加させて頂きました。
今回のテーマは、「もっと身近にACP ~もしバナゲームを体験しよう~」でした。もしバナゲームとは、余命わずかの想定で、自らの価値観を考え皆で話し合うカードゲームです。もしバナカードには「あらかじめ葬儀の準備をしておく」「信頼できる主治医がいる」「家族の負担にならない」「いい人生だったと思える」等、深く考えさせられる内容が書かれています。その中から自分が特に大切だと思うカードを手元に残していき、最後に残した理由を皆で共有します。今回は4人1グループで行い、どのグループも話が尽きず、とても盛り上がっていました。
今回実際にゲームを体験したりグループ発表を聞いて、とても自然に、私たち自身も他人ごとから自分ごとになり、他の参加者の価値観に触れることができました。日頃話しづらいと思いがちな内容でも、もしバナゲームをきっかけにすれば話しやすくなることを改めて感じました。